2004年の9月から通い始めたバレリーナスタイルレッスンも、早いものであっという間に1年が経ち、2005年の10月に、無事、終了させていただくことが出来ました。
マダムや生徒さんたちと出会えたことに、深く感謝しております。誠にありがとうございます。
レッスンを終了し、あっという間に数ヶ月が経ちました。その間、レッスンで学んだ美の感性を磨くことの喜びを広げようと、フラワーアレンジメント、マナー講座、コーチングやインテリアの勉強など、いろいろなところへ参加し、楽しんで学んでおります。そこで様々な方と出会うのですが、自分でも驚くほど、たくさんのお褒めの言葉をいただきます。自分が何気なくする動作(例えば、なにかを手にとって見ていたり、人とお話していたりする動作)に、「本当に素敵ですね」、「貴婦人のようです」、「女優さんみたい」と、正に恐縮して赤面してしまうようなお言葉をいただきます。初めは、嬉しいと同時に、「こんなことを言っていただいて、いいのかしら?」という、なんとも不思議な感覚がいたしました。
皆様、とくに姿勢のよさと、首の動き(首が常に落ちないところ)に感心してくださるようです。「姿勢が良いのに、不自然ではなく、硬い感じもしないところが不思議」とも言っていただきます。
これも皆、マダムから教えていただいたバレリーナスタイルの賜物であり、また、いつもお互いを磨き続けたい、という高い向上心を持った生徒さんとの交流のおかげと実感しております。
体形の面でも、少しずつですが変化が現れているようです。昔の水泳で培った(?)、少々逞しい二の腕が悩みだったのですが、少しスリムになったのか、年末のパーティではあまり気に病むこともなく、大好きなノースリーブのドレスを着ることが出来ました。
そして、内面の変化ですが、これが最も大きいように思います。サロンへ通うようになり、美がいかに自分を癒し、喜ばせてくれるかを実感してから、私は、美を以前のような“日常を忘れさせてくれる一瞬の癒し”ではなく、“自分を心から喜ばせてくれる素晴らしい奇跡”と捉えるようになりました。それからは、どれほど忙しくとも、“美しさ”に出会うことを優先して生活しているように思います。例えば、今までならば“時間があれば行こう”と思っていた美術館やホテル、レストランなどの“楽しみ”を、いかに逃さず、生活の中に組み込んで満喫するか、ということを真剣に考えるようになりました。その結果、確かにスケジュール的には忙しくなりましたが、なんとか上手く両立しております。年末年始には、念願であったウィーン旅行にも行くことが出来、忘れられない思い出となりました。旅行中は、まさに毎日が“感動”の連続でした。
“美”に対して真摯に向き合うようになってから、“美”に触れる機会や、美しさに注目する機会も増えたように思います。これら、かけがえのないものとの出会いを文章として書き、たくさんの友人に見てもらうようにしてからは、友人から、“私も今度、○○を楽しんでみます!”といった嬉しい報告を聞くことが増え、自分の喜びが、人の心に作用するときの素晴らしさも知ることが出来ました。
これからの目標は、こういった“美”と共に暮らす喜びを、もう少し肩の力を抜いて自然に、長く楽しめるようにすることです。マダムからは、毎回のレッスンを通して、バレリーナスタイルの技術に加え、それを使って“いかに生活を、そして人生を楽しむか”ということを教えていただいたと思います。自分の喜びや楽しさが自然に滲み出て、周りにいる人も幸せにする、そんな、春の日差しのような女性を目指して、これからも暮らして行きたいと思います。そしていつの日か、マダムのように、美しく温かいオーラに満ちた、それでいて芯の強い女性になるのが私の憧れです。
レッスンが終了すると、マダムや生徒の皆さんになかなかお会いできず、寂しくなることもあります。修了生として時々、確認のためのレッスンを受けさせていただくことも楽しみにしております。これからも末永く、どうぞよろしくお願いいたします。
終了後も確認のために時々レッスンにご参加になられるほど熱心で勉強家の青木さん。自分自身の美しさを追究し続ける姿勢には感心するばかりです。
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