私がいつもレッスンに行って思うこと、それは、「ここは美を学ぶところだ」ということです。
私がバレリーナスタイルのホームページにたどり着いたのは、ウォーキングのサイトを探しているときでした。それまでも姿勢やウォーキングに興味はあって本を読んだりもしていたのですが、どの本に書いてあることもだいたい同じで、「基礎は分かるけど、一度きちんとプロのレッスンを受けてみたい」と(今思えば傲慢にも)思っていたのです。
バレリーナスタイルのホームページでは、“妖精のように”“軽やかに”“エレガントに”がキーワードになっていて、まずビックリしました。見ているうちに、
「ハイヒールでもきれいに歩くってどうやって?」
「足をつま先から下ろす?でも、100歳までエレガンスって素敵!」
と、疑問とも期待ともつかない気持ちが湧き上がってきます。ちょうど大阪で教室が開講されるということだったので、さっそく申し込んでみることにしました。
教室に通うようになって一番変わったのは、自分の意識でした。それまで私はかたくなに「自分が女らしい格好をしておしゃれをするなんてガラじゃない」と思い込んでいたのですが、マダムにお会いして教室の皆さんと一緒にレッスンを受けるうちに、「もっとおしゃれをしてもいいのかも・・・」と思うようになったのです。それまでスカートを一着も持っていなかったのに、「スカートもはいてみようかしら」と思うようになり、友人の結婚式に出席したのをきっかけにスカートを購入。(このときも、直前のレッスンに当日の服装で参加し、生徒の皆さんにコーディネイトの相談に乗っていただきました。)そうすると、お化粧もきちんとしよう、他の洋服にも気を使おう、と自然と思えるようになり、おしゃれをするのがとても楽しみになりました。すると、せっかくおしゃれをしても、悪い姿勢では美しく見えないので、教室で習ったポイントを意識して姿勢を整えるようにもなります。最近では、主人やお友達に「以前と雰囲気がまったく違う」と言われるようになりました。
マダムがレッスンの時におっしゃった、「美しくなりたいと思ってない人なんていませんよね。その気持ちを解放してあげてください。」という言葉が印象的でした。「どうせマダムのようにエレガントにはなれないわ」ではなく、「どうしたらなれるのかしら?」と素直に思うこと。そして、自分自身の美しさを探すこと。それが姿勢や所作の美しさにもつながっていく。そういうことを学べる教室だなぁと感じています。
「なかなか思うようにできないな」と思いながらレッスンを受けて、気がつけばもう1単元が終了。次の単元が楽しみな反面、もう4分の1も終わってしまってのか、と寂しい気持ちもしています。これからも「美しく生きること(つまり、バレリーナスタイルですよね)」を精一杯学んでいきたいと思います。
スカートをはく機会を積極的に増やし、どんどん綺麗になられる美意識の高い吉川さん。今ではハイヒールが美しく履きこなせるように励んでいらっしゃいます。
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