マダム由美子の閨秀サロン−フロアバレエ鑑賞で楽しむクリスマスイブの午後−バレリーナスタイル〜マダム由美子〜

美しき芸術文化を楽しむ大人の社交場
マダム由美子の閨秀サロン - クリスマスイヴ企画 - レポート


2005年12月24日のクリスマスイブに白金の東京都庭園美術館で
間近でバレエを鑑賞する「フロアバレエ」を楽しむサロンイベントを行いました。

バレリーナ・スタイルサロン教室生 とそのご主人様、そしてマダム由美子と夫の知人、友人の中でこの分野に興味がありそうな方々にお声がけし、年末多忙な特別な日に60名弱の人数が集いました。ありがとうございました。

主宰者がショーや会に夢中であったため、写真が多く残っていないのが残念ですが、その時の模様をご紹介します。

尚、ご案内時の資料については、本イベント詳細・出演者 もご覧下さい。

マダム由美子の閨秀サロンの趣旨
17世紀〜18世紀フランスルイ王朝時代に栄えた女流文芸サロン・閨秀サロンは芸術文化を愛する紳士・淑女が集う社交場でした。当時の政治的な意図もあったと思いますが、「自身のオシャレとその場の芸術文化を楽しむ」「参加者が気楽に交流をする」「豊かな芸術文化を大切にする気風が社会に拡がる」など芸術文化を啓蒙する意義あるコミュニティーであったと思います。

マダム由美子の閨秀サロンはこれを意図し、当時のサロンを模したのもです。

本質的で秀逸だと感じる踊り、音楽、食など感性を豊かにしてくれる芸術文化を皆様とご一緒に楽しみたいと考えています。
我が家のサロンにお招きする感覚で皆さまとオシャレで気楽さもある
交流ができれば嬉しく思います。

※次回開催の日程は未定です。
  決まり次第、ご案内させていただきます。
  マダム由美子の閨秀サロンへのご参加は以下を原則とさせて頂いております。
  ・バレリーナ・スタイルサロン教室のサロン教室生、体験レッスン受講生
  ・主宰者、または会にご参加頂いた方からご紹介頂いた方

会場にはバレリーナ・スタイルの生徒さんを中心に、生徒さんのご主人様、私や主人の友人・知人がご参加くださいました。この分野に興味ありそうな方にお声かけしたプライベートサロンです。12月24日クリスマスイブだというのに、定員以上の方がご参加下さいました。

窓から入る午後の柔らかな日差し、庭園美術館の閑静な庭園を背景に
フロアバレエは行われました。
日本にバレエという素晴らしい芸術文化を根付かせてくださった
谷桃子先生が光栄にもご協力下さり会は実現しました。この日も大変忙しい中、谷先生はご臨席くださいました。谷桃子バレエ団の若手トップバレリーナの方三名、そしてパリオペラ座を経て現在は谷桃子バレエ団、新国立劇場のバレエピアニストとしてご活躍の方がご出演してくださることになりました。

まず 谷桃子バレエ団林麻衣子さんに「眠れる森の美女のオーロラ姫」を踊って頂きました。見どころは優しい女性らしさを表現する指先の動きです。

次に 谷桃子バレエ団相澤美和さんに「白鳥の湖のオデット姫」を踊って頂きました。見どころは背中と腕の動きで白鳥と人間の姿をうまく重ね合わせ劇的で神秘的な語りを表現しているところです。

最後に 谷桃子バレエ団木田玲奈さんに「くるみ割り人形の金平糖の精」を踊って頂きました。見どころは細やかで軽やかなトゥ(つま先)の動きです。

3人のバレリーナの方にバレエ特有の動き「バレエマイム」を行っていただき、そこにどういう意味があるのかを解説しました。

例えば眠れる森の美女の1幕の有名なシーンがあります。悪の妖精は「オーロラー姫は16才の誕生日に糸車の針に刺されて死ぬ!」という恐ろしい呪いをかけます。

しかし良い妖精・リラの精が「姫は死ぬのではなくただ眠るだけです」というストーリーに変えます。

この場ではこのようなマイムをご披露いたしました。バレエマイムがわかるともっと楽しくバレエ鑑賞ができますよ。

谷桃子先生と振付指導の植田理恵子先生。ピアノを弾いてくださったのが、蛭崎あゆみさんです。目の前のバレリーナの方々の動きに合わせ、流れるような美しい音色をご披露してくださいました。

シャンパンはギイ・ミシェル・パリ・フォリーのダブルマグナムボトル。クリスマスのこの時期にしか発売されないシャンパンです。特徴的なクリスタル様のボトルにダンスを踊る美しい女性のエチケットはこの会に相応しい逸品でした。主人が開封のためコルクと格闘していました。途中でコルクが折れてしまい、とんだハプニング。深みのある美味しいシャンパンでした。

お菓子は私や主人のお気に入りのお菓子を全国から取り寄せました。
大阪サロン教室の生徒さんから教えて頂いた皇室御用達の京都の金平糖は、京都のそのお店にいかないと手に入らない貴重なもの。とても美味しいと評判でした。

会の締めくくりにバレエ曲・花のワルツでミニ舞踏会です。上半身をしっかりとキープして足を前後に動かしただけで意外と踊れてしまうもの。シーズンズ代表の高島さんご夫妻も真剣です。(右側)

みなさん、かなり慣れてきたようですね。普段は腕など組まないとおっしゃるご夫婦もこのときはしっかりと組まれ、このひとときを楽しんでいらっしゃいました。

本田晃一 さんもちょっと照れながら
初めて踊るワルツを楽しんでいらっしゃいました。

お開きになり窓の外が暗くなってきても生徒さんの一部の方はしばらく名残惜しそうに皆でご歓談。最後までいらしてくださった生徒さんと記念に一枚。

皆さま、来年もオシャレをしてどうぞご参加くださいね。みなさん、素敵でしたよ。

ご参加のお客様から「さすが生徒さんは皆さん動きがきれいですね。」とお褒めのお言葉をいただきました。私も嬉しかったです。

マダム由美子ブログ「美の探求」日記

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